プログラム
Program
対馬の木で自分だけのお椀を作ろう
2021年04月11日(日)
木工旋盤とは?
「木工旋盤」とは木材をろくろのように高速回転させながら刃を当てて削り、丸みを帯びた木工品を作りだす方法。初心者向きの食器(サラダボール等)やコップから、上級者向きのアクセサリー、ボールペンなど、難易度に応じて様々な作品を作ることが出来ます。
指導してくださる先生は、ご自分で作った作品を地元で販売している木工職人さん。店の看板など大きな物から、指輪など小さなものまでたくさんの作品があり、その精巧さには思わず息をのみます。そんな先生と一緒に木工品を作ってみませんか?
実際に作ってみましょう!
木を削るなんて初めてだし、刃物を使うなんてなんだか大変そう…という方、ご心配なさらないでください!ここでは先生にサポートをしていただきながら、楽しく木工旋盤を体験することができます。
今回は自他ともに認める不器用スタッフが、初心者向けのお皿作りを実際に体験してきましたので、手順を簡単にご紹介します。
※手順は、実際に作るものに応じて異なります。
①説明&練習
まずは、機械や刃物の種類や用途の説明から。様々な形の刃があり、それぞれ役目が異なります。次に実際の機械を使って木片で練習。ここで刃の入れる角度や削る感覚、動かし方を掴みます。
②皿の外側の側面を削る
ついに本番!自分が作りたい形をイメージして、角張っている部分を少しずつ削っていきます。初めは少し緊張しますが、刃を入れる瞬間の感触は感動的です。シュルシュルと糸のように木くずが出てきます。
③皿の内側を削る
外側が削れたら内側へ。今回はお皿なので、お皿の中心に向かって掘るように先ほどよりも力を込めて削っていきます。外側の時とは比べものにならないくらいの木くずが激しく出てくるので、ゴーグルの着用がオススメです。
失敗してしまっても大丈夫!先生の指導の下、綺麗に直すことが出来ます。
④やすりがけ
どうしても出てきてしまう木の刺を、やすり掛け機械を使ってきれいに取り除いていきます。やすりをかけるととてもツルツル!ずっと触りたくなる手触りです。記念にと、お皿の底の部分に焼きペンでイニシャルと日付も書かせてもらいました。
⑤塗装
やすりをかけて綺麗になったら塗装をします。今回はオイルを木に染みこませるようにたっぷりとぬります。
⑥乾燥させたら完成!
塗装したものを乾燥させ色が落ち着いたら完成です!今回はやわらかく削りやすいヒノキでサラダボールを作ったので、とても落ち着く良い匂い!木の塊を実際に自分で削ってお皿ができてしまうなんて、なんだか感動的です。とても素敵な作品を作ることができました。
服装・持ち物について
・木工旋盤体験では、木を削った際に多くの木くずが服に付きます。体験をなさるときは、汚れても良い服装を着用されることをお勧め致します。
・また衣服の中や髪の毛への木くずの付着を防ぐため、帽子・タオルのご持参をお勧め致します。
・ゴーグル、マスクについては、必要に応じて民泊側にてご用意致します
この体験を教えてくれる達人!